iPhone端末のできることや進化。音声アシストも大幅に向上

アプリとの連携が進化

Siriがこなせるユーザーアシスタント機能の充実には、SiriとiPhone内にインストールされているアプリケーションとの連携が進化している点が深くかかわっています。例えばカレンダーアプリとSiriとの連携によって、「〇日に××の予定をメモして」と声で伝えるだけでカレンダーアプリへの入力が完了します。アラームアプリやチャットアプリといった基本的なアプリの他にも、サードパーティアプリとの連携を行うことも可能になっています。初代と比べるとインストールできるアプリが格段に増えたiPhone端末だからこそ、音声アシスタントとサードパーティアプリとの連携が利便性を向上させています。

Siriのショートカット機能を利用すれば、他社性の乗り換え案内アプリや天気予報アプリ、ニュースアプリ、日記アプリなど様々なアプリケーションを音声一つで操作できるようになります。現在iPhone端末で展開されているApp Storeでは、Siriに対応したアプリケーションを効率的に検索・インストールする機能が備わっています。タッチパネルを使用した機能性で物理キーボードを排したiPhone端末ですが、Siriの台頭により指すら使わない操作も実現されているのです。